【問53】ITパスポート 練習問題|BPRとBPM
システム戦略とシステム企画 問3/20難易度B(標準)
問題文
業務プロセスの見直しに関する取組みのうち、BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)に該当する説明はどれか。
- 1.既存の業務プロセスを抜本的に見直し、手順や組織を根本から設計し直す。
- 2.業務プロセスの状況を継続的に監視して、小さな改善を繰り返し定着させる。
- 3.業務の各作業を、人が行う画面操作の記録に基づいて自動化する。
- 4.業務の運営そのものを外部の専門事業者に一括して委託する。
解説
正解は1。BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)は、現在の業務のやり方を前提とせず、顧客価値を基準に業務プロセスを白紙から設計し直す考え方である。部門ごとの分業や承認手順そのものを組み替えるため、組織や役割の変更を伴うことが多く、大きな効果が期待できる一方で影響も大きい。2は誤り。これはBPM(ビジネスプロセスマネジメント)の説明で、業務プロセスの設計、実行、監視、改善のサイクルを回し続けることで継続的に品質を高める活動である。BPRが一度に大きく変えるのに対し、BPMは変え続ける点が違いになる。3は誤り。これはRPA(ロボティックプロセスオートメーション)の説明で、既存の業務手順を保ったまま作業を自動化する手段である。4は誤り。これはBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の説明で、業務の実施主体を外部に移す手法である。ITパスポートでは、抜本的な改革のBPRと継続的な管理のBPMの対比が問われやすい。