【問52】ITパスポート 練習問題|業務プロセスのモデリング技法
システム戦略とシステム企画 問2/20難易度B(標準)
問題文
業務プロセスや業務で扱う情報を図で表現するモデリング技法について述べたもののうち、適切なものはどれか。
- 1.E-R図(実体関連図)は、業務の実施順序と分岐を表す図法である。
- 2.BPMN(ビジネスプロセスモデル表記法)は、データの実体とその関連を表す図法である。
- 3.UML(統一モデリング言語)は、組織の指揮命令系統を表す図法である。
- 4.DFD(データフロー図)は、データの流れと処理や蓄積の関係を表す図法である。
解説
正解は4。DFD(データフロー図)は、業務の中でデータがどこから来てどのように処理され、どこに蓄積されるかを、データの流れ、処理、データストア、外部との境界という要素で表す図法であり、業務の可視化に広く使われる。1は誤り。E-R図(実体関連図)は、社員や商品といった実体と実体どうしの関連を表す図法で、データベースの設計に用いる。業務の実施順序や分岐を表すものではない。2は誤り。BPMN(ビジネスプロセスモデル表記法)は、業務の流れを開始、作業、分岐、終了といった記号で統一的に表す表記法であり、データの構造を表すものではない。3は誤り。UML(統一モデリング言語)は、オブジェクト指向の考え方に基づいてシステムの構造や振る舞いを表す複数の図の集まりであり、組織の指揮命令系統を表す図法ではない。ITパスポートでは、それぞれの図法が業務の流れとデータの構造のどちらを表すのかで整理すると覚えやすい。