【問51】ITパスポート 練習問題|エンタープライズアーキテクチャ(EA)
システム戦略とシステム企画 問1/20難易度B(標準)
問題文
A社は情報システム戦略の立案に当たり、EA(エンタープライズアーキテクチャ)の四つの体系を用いて全体最適化を進めることにした。その最初の段階として、自社が何のためにどのような仕事をしているのかを整理し、あるべき姿を描いている。この段階に対応する体系はどれか。
- 1.取り扱う情報の構造と相互の関連を整理するデータアーキテクチャ
- 2.事業の目的と仕事の流れを体系化するビジネスアーキテクチャ
- 3.個々の業務を支える情報システムの機能構成を示すアプリケーションアーキテクチャ
- 4.サーバやネットワークなど技術基盤の構成を示すテクノロジアーキテクチャ
解説
正解は2。EA(エンタープライズアーキテクチャ)は、組織の業務と情報システムを共通の手法でモデル化し、全体最適の観点で見直すための枠組みであり、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの四つの体系で構成される。このうちビジネスアーキテクチャは、事業の目的、業務の流れ、担当する組織など仕事そのものを体系化するもので、残る三つの体系を検討する出発点になる。1は誤り。データアーキテクチャは業務で扱う情報の内容や相互の関連を整理する体系であり、事業の目的そのものは対象としない。3は誤り。アプリケーションアーキテクチャは業務を支援するシステムの機能構成を示す体系で、業務の整理を受けて検討される。4は誤り。テクノロジアーキテクチャはハードウェアやネットワークなどの技術基盤を示す体系で、四つの中では最も下位に位置づけられる。ITパスポートでは、四つの体系の名称と、業務からシステム、技術へと降りていく検討の順序を押さえておきたい。