【問36】ITパスポート 練習問題|MOT(技術経営)
経営戦略とビジネスインダストリ 問11/25難易度B(標準)
問題文
MOT(技術経営)の考え方を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
- 1.製造現場の作業手順を標準化し、不良品の発生を減らしていく考え方
- 2.情報システムの運用を外部に委託し、自社の管理負担を減らす考え方
- 3.技術開発への投資を経営の視点から判断し、事業の成長につなげる考え方
- 4.特許や商標を出願し、他社による模倣の防止だけを目的とする考え方
解説
正解は3。MOTは、技術をもつ企業が研究開発への投資の是非や技術の選択を経営の視点から判断し、事業の成長と価値の創出に結び付けるための考え方である。技術を高めること自体が目的ではなく、事業化までを見通して資源を配分する点に特徴がある。
1は誤り。作業手順の標準化によって不良を減らす取組みは品質管理であり、技術投資の判断を扱うものではない。2は誤り。運用を外部に委託して負担を減らすのはアウトソーシングである。4は誤り。知的財産の保護はMOTの取組みの一部にはなり得るが、模倣の防止だけを目的とする考え方ではない。
技術を経営資源の一つとして扱い、投資とその回収を見通す視点であることを押さえておきたい。