【問35】ITパスポート 練習問題|業務システムの選定
経営戦略とビジネスインダストリ 問10/25難易度C(難しい)
問題文
部品の調達から生産、配送までの流れを取引先も含めて共有し、在庫の削減と納期の短縮を図りたい。この目的に最も適した仕組みはどれか。
- 1.顧客の属性や購買履歴を一元管理し、関係の強化を図るCRM
- 2.商談の進捗や営業担当者の活動を記録して共有するSFA
- 3.会計や人事などの基幹業務を統合して一元管理するERP
- 4.調達から配送までの流れを企業間でつなぐSCM
解説
正解は4。SCM(供給連鎖管理)は、資材の調達から生産、物流、販売までの一連の流れを取引先も含めて情報でつなぎ、全体として在庫の削減や納期の短縮を目指す考え方である。自社だけでなく企業をまたいだ流れ全体を対象とする点が最大の特徴である。
1は誤り。CRM(顧客関係管理)は顧客の情報を一元管理して関係を深め、継続的な取引につなげる仕組みである。2は誤り。SFA(営業支援システム)は商談の進捗や訪問記録を共有して営業活動の効率を高める仕組みで、部品の流れは扱わない。3は誤り。ERP(企業資源計画)は会計・人事・生産・販売などの基幹業務を統合管理するもので、社内の資源の最適化が中心となる。
対象が社内か企業間か、扱う相手が顧客・営業・基幹業務・供給の流れのどれかという観点で区別できる。