【問18】ITパスポート 練習問題|産業財産権の選択
企業活動と法務 問18/25難易度B(標準)
問題文
自社で開発した携帯端末について、その独創的な外観のデザインを他社にまねされないよう保護したい。取得すべき権利はどれか。
- 1.意匠権
- 2.特許権
- 3.商標権
- 4.実用新案権
解説
正解は1。意匠権は、物品の形状、模様、色彩やそれらの結合など、視覚を通じて美感を起こさせるデザインを保護する権利である。携帯端末の独創的な外観デザインを他社にまねされないようにしたい場合は、特許庁に出願してこの権利を取得する。2は誤り。特許権は、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの、すなわち発明を保護する権利であり、技術的な仕組みが対象となる。デザインそのものを保護するための権利ではない。3は誤り。商標権は、自社の商品やサービスを他社のものと区別するために使う文字、図形、記号などのマークを保護する権利で、出所の混同を防ぐことを目的とする。4は誤り。実用新案権は、物品の形状、構造又は組合せに関する考案を保護する権利で、技術的な工夫が対象であり、実体審査を経ずに登録される点も特許権と異なる。ITパスポートでは、発明なら特許、デザインなら意匠、マークなら商標と対応付けて覚えるとよい。