【問5】ITパスポート 練習問題|ダイバーシティとワークライフバランス
企業活動と法務 問5/25難易度A(易しい)
問題文
企業がダイバーシティの推進に取り組む目的の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.従業員の勤務時間を一律に短縮し、人件費の総額を計画的に削減することを目的とする。
- 2.性別や国籍、年齢、障害の有無などが異なる人材を生かし、多様な発想を経営に取り込む。
- 3.業務の手順を標準化して誰が担当しても同じ結果になるようにし、品質のばらつきを抑える。
- 4.職務の内容をあらかじめ細かく定義し、成果に応じて報酬を決める制度へ全面的に移行する。
解説
正解は2。ダイバーシティ(多様性)は、性別、国籍、年齢、障害の有無、価値観などが異なる多様な人材を受け入れ、それぞれの能力を生かすことで、新しい発想や幅広い視点を経営に取り込もうとする考え方である。多様な人材が働き続けられるようにするため、仕事と生活の調和を図るワークライフバランスの実現が重視され、テレワーク、フレックスタイム制、短時間勤務制度などが導入されている。1は誤り。人件費の削減を目的とした一律の時短は、働く人が希望に応じて働き方を選べるようにするワークライフバランスの趣旨とは異なる。3は誤り。手順の標準化による品質の安定は業務プロセスの改善に関する話であり、多様な人材の活用とは目的が異なる。4は誤り。職務を定義して成果で報酬を決める仕組みは人事制度の設計に関する話であり、ダイバーシティの目的そのものではない。ITパスポートでは、言葉のイメージだけでなく、何のために取り組むのかを押さえておきたい。