【問3】ITパスポート 練習問題|PDCAとOODAループの使い分け
企業活動と法務 問3/25難易度B(標準)
問題文
競合他社の値下げに即応するため、現場が状況を見て素早く判断と行動を繰り返す進め方を採用したい。この考え方を表すものはどれか。
- 1.観察、状況判断、意思決定、行動という流れを高速に繰り返し、変化に即応する。
- 2.計画、実行、評価、改善という流れを一巡させ、その結果を次の計画に反映する。
- 3.現状分析、要件定義、設計、実装という流れで、成果物を順に作り上げていく。
- 4.目的設定、体制構築、進捗管理、報告という流れで、案件を期限内に完了させる。
解説
正解は1。OODAループは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の四つを高速に繰り返す考え方で、変化の激しい状況において現場が自ら判断し行動することを重視する。競合の値下げへの即応のように、計画を練り直す時間の余裕がない場面に向いている。2は誤り。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)を回すPDCAサイクルの説明である。継続的な改善には適するが、計画から始まるため即応性の面では劣る。3は誤り。工程を上流から下流へ順に進めて成果物を作り上げる開発の進め方であり、意思決定を繰り返す枠組みではない。4は誤り。目的設定から報告までを管理するプロジェクトマネジメントの進め方の説明であり、状況変化への高速な対応を表すものではない。ITパスポートでは、じっくり改善するならPDCA、素早く回すならOODAというように、計画重視か即応重視かで見分けるとよい。