【問51】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|誤削除・誤上書きへの対策
紙媒体と社員による脅威 問11/20難易度B(標準)
問題文
共有サーバの業務ファイルを、担当者が誤って削除したり上書きしたりしてしまった。このような誤操作による被害を小さくする対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.誤操作をした担当者を処分し、個人の責任を明確にすることで再発を防ぐ
- 2.ファイルの操作を管理者だけに限り、一般の担当者には閲覧も認めないことにする
- 3.書込みの権限を必要な担当者に限り、定期的にバックアップを取って復元できる状態にしておく
- 4.共有サーバを廃止し、各担当者が自分の端末だけにファイルを保存する運用へ改める
解説
正解は3。誤操作は、悪意のない人為的ミスという人的脅威で、完全にはなくせない。そのため、書込み権限を必要な担当者に限って誤操作の機会を減らし、定期的にバックアップを取って、誤って消えても元に戻せる状態にしておくことが、被害を小さくする対策になる。JIS Q 27002 も、情報のバックアップを取得し、復元できることを定期的に確認するよう求めている。1は誤り。処分するだけでは仕組みの改善にならず、同じミスは再び起こりうる。2は誤り。閲覧まで禁じると、業務に必要な利用ができなくなる。4は誤り。端末だけに保存すると、故障や紛失で失われやすく、共有もできず、かえって可用性が下がる。