【問29】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|同意なしで提供できる場合
情報セキュリティ関連法規 問9/20難易度B(標準)
問題文
個人情報取扱事業者が、あらかじめ本人の同意を得ずに個人データを第三者に提供できる場合として、最も適切なものはどれか。
- 1.災害時に、人の生命や身体を守るために必要で、本人の同意を得ることが困難なとき
- 2.取引先から求められたので、自社の顧客名簿を渡すことが営業上の利益になるとき
- 3.提供を受ける事業者が、個人情報を適切に取り扱うことを口頭で約束したとき
- 4.本人が過去に、まったく別の目的のために事業者へ個人情報の提供に同意したことがあるとき
解説
正解は1。個人情報保護法27条1項は、原則として、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供することを禁止しているが、例外として、法令に基づく場合や、人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって本人の同意を得ることが困難であるときなどを定めている。災害時に人命を守るために必要な提供は、これに当たる。2は誤り。営業上の利益は、例外事由に含まれない。3は誤り。提供を受ける側の約束は、本人の同意の代わりにならない。4は誤り。別の目的で過去に同意を得ていても、今回の第三者提供についての同意にはならない。