【問184】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|マルチタスクとタスク管理
コンピュータの基礎 問9/25難易度B(標準)
問題文
OSが行うマルチタスクとタスク管理の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.CPUが1つの場合、タスクの切替えは行われず1つしか実行できない
- 2.OSがCPUの割当てを短時間で切り替え、複数の処理を並行して進める
- 3.実行中のタスクが終わるまで、他のタスクは主記憶に読み込めない
- 4.タスクの優先度を利用者が毎回指定しないと、OSは実行を始めない
解説
正解は2。マルチタスクとは、複数のタスク(プログラムの実行単位)をOSが管理し、見かけ上同時に実行する方式である。CPUが1つであっても、OSはごく短い時間で実行するタスクを次々に切り替えるため、利用者には複数の処理が同時に進んでいるように見える。この切替えの単位時間をタイムスライスといい、切替え時の状態の退避と復元をコンテキストスイッチという。1は誤り。CPUが1つでも時分割によるタスクの切替えは行われる。3は誤り。複数のタスクを同時に主記憶に置くことは可能であり、これがマルチタスクの前提である。4は誤り。優先度はOSが既定値を与えて管理するため、利用者が毎回指定する必要はない。本試験では、タイムスライス、コンテキストスイッチ、スケジューリングの用語が問われる。