【問156】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|グローバルアドレスとプライベートアドレス、NAT
ネットワークの基礎 問6/25難易度B(標準)
問題文
プライベートIPアドレスとNATに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.プライベートアドレスは単独では外部と通信できず、NATによる変換を要する
- 2.プライベートアドレスは世界中で一意の値であり、そのまま外部と通信できる
- 3.NATはドメイン名をIPアドレスに変換し、名前解決を実現する仕組みである
- 4.NATは通信の内容を暗号化し、経路上での盗聴を防ぐために用いる仕組みである
解説
正解は1。プライベートIPアドレス(10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16)は組織内で自由に使える一方、インターネット上では経路制御の対象とならないため、そのままでは外部と通信できない。境界のルータでNATやNAPT(IPマスカレード)によりグローバルアドレスへ変換することで外部通信が可能になる。2は誤り。世界で一意なのはグローバルアドレスであり、プライベートアドレスは組織ごとに重複してよい。3は誤り。ドメイン名とIPアドレスの対応づけを行うのはDNSである。4は誤り。通信内容の暗号化はIPsecやTLSが担う機能で、NATはアドレス変換を行うだけである。NATにより内部の構成が外部から見えにくくなる副次的な効果はあるが、暗号化とは別である。