【問57】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|ショルダーハッキング
脅威と脆弱性 問7/25難易度A(易しい)
問題文
背後から画面や手元をのぞき見てパスワードを盗み取る行為への対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.通信経路を暗号化して盗聴されても内容を読めないようにする
- 2.パスワードの有効期限を定め定期的に変更させる運用にする
- 3.のぞき見防止フィルタを装着し離席時は画面をロックする
- 4.送信するファイルにパスワードを設定してから添付して送る
解説
正解は3。背後から画面や手元をのぞき見る手口はショルダーハッキング(ショルダーサーフィン)と呼ばれ、対策は物理的な視線の遮断と離席時の画面保護である。具体的には、のぞき見防止フィルタの装着、画面の向きの調整、スクリーンセーバによる自動ロックが挙げられる。あわせて、離席時に書類や記録媒体を机上に放置しないクリアデスク、画面に情報を残さないクリアスクリーンを規程化する。ISO/IEC 27002 でもクリアデスク・クリアスクリーン方針は管理策として掲げられている。1は誤り。通信の暗号化は経路上の盗聴対策であり、画面ののぞき見には効果がない。2は誤り。定期変更は漏えい後の悪用期間を縮めるだけで、のぞき見自体は防げない。4は誤り。添付ファイルの保護は誤送信対策である。本試験では手口と対策の対応が問われる。