【問36】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|著作権法とプログラムの保護
情報セキュリティ関連法規 問11/25難易度A(易しい)
問題文
著作権法におけるプログラムの著作物の保護に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- 1.プログラムは著作物として保護されるがアルゴリズムは保護の対象外である
- 2.プログラムの著作物として保護されるには特許庁への登録が必要である
- 3.プログラム言語や規約もプログラムの著作物として保護の対象となる
- 4.職務上作成したプログラムの著作者は常に作成した従業者個人となる
解説
正解は1。著作権法10条1項9号はプログラムを著作物として例示しているが、同条3項は、プログラム言語、規約、解法には著作権の保護が及ばないと定める。ここでいう解法とはアルゴリズムのことであり、アイデアそのものではなく具体的な表現が保護されるという著作権法の基本原則の現れである。2は誤り。著作権は無方式主義を採り、創作の時点で権利が発生するため登録は不要である。プログラム登録制度は存在するが権利発生の要件ではなく、また所管も特許庁ではない。3は誤り。プログラム言語や規約は10条3項により保護されない。4は誤り。同法15条2項の職務著作の規定により、法人等の発意に基づき従業者が職務上作成したプログラムの著作物は、契約や勤務規則に別段の定めがない限り法人等が著作者となる。本試験では、保護されるのは表現であってアイデアではない点が問われる。