【問141】ハラスメントアドバイザー 練習問題|相談窓口担当者の役割
相談業務 問1/20難易度A(易しい)
問題文
社内の相談窓口の担当者の基本的な役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.相談者の味方として行為者を非難し、行為者に科す処分の内容を担当者の判断だけで決定する
- 2.中立・公正な立場で相談者の話を丁寧に聴き取って状況を整理し、必要な対応を人事部門などにつなぐ
- 3.相談を受けた段階でハラスメントの有無を断定し、該当しないと判断した相談は受け付けない
- 4.相談者の話を聴き終えたら、その後は相談者の自己解決に任せ、会社としての対応は行わない
解説
正解は2。相談窓口の担当者は、相談者・行為者のどちらにも偏らない中立・公正な立場で、相談者の話を丁寧に聴き取って状況を整理し、人事部門など必要な部署と連携して対応につなぐ役割を担う。パワハラ防止指針は、事業主に相談窓口の整備を求め、担当者が内容や状況に応じて適切に対応できるようにすることを求めている。1は誤り。相談者の味方として行為者を非難する姿勢は中立性を欠き、処分の決定は事実確認や弁明の機会を経て、組織として行うものである。3は誤り。窓口は、該当するか否か微妙な場合も含めて広く相談に対応するべきで、窓口の段階で断定して受付を拒むことはできない。4は誤り。相談を受けた事業主は、事実関係の確認など事後の迅速かつ適切な対応を講ずる必要があり、相談者の自己解決に任せてはならない。