【問120】ハラスメントアドバイザー 練習問題|他社からの協力要請
事後の迅速かつ適切な対応 問20/20難易度C(難しい)
問題文
取引先の事業主から、当社の従業員が取引先の労働者にハラスメントを行ったとして、事実確認への協力を求められた。当社の事業主の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.取引先は他社であるため、協力は断るのが原則であり、事実確認に応じてはならない
- 2.取引先から求めがあれば、当社の従業員に関する個人情報を全て取引先へ提供しなければならない
- 3.自社で事実確認や措置を進めつつ、他社から求められた必要な協力には応ずるよう努める
- 4.協力は法律上の罰則つきの義務であり、拒否した事業主には刑事罰が科される
解説
正解は3。事業主は、他の事業主から、その事業主が講ずるハラスメントの措置の実施に関し必要な協力を求められた場合には、これに応ずるよう努めなければならない(努力義務)。自社の従業員が行為者の場合も、自社の就業規則に基づく事実確認や行為者への措置は、自社が主体となって進める。1は誤り。協力は断るのが原則ではなく、応ずるよう努めることが求められる。2は誤り。協力に応ずる努力義務はあるが、従業員の個人情報を全て提供する義務はなく、提供する情報は必要な範囲にとどめ、プライバシーに配慮する必要がある。4は誤り。協力は努力義務であり、拒否に刑事罰は科されない。