【問151】DXパスポート試験 練習問題|感染が疑われるときの初動対応
情報セキュリティ 問11/20難易度C(難しい)
問題文
従業員が、取引先を装ったメールの添付ファイルを開いた直後に、パソコンの動作が不審になった。マルウェア感染が疑われる場合の初動として適切なものはどれか。
- 1.被害の拡大を防ぐため、ネットワークから切り離して、社内の定められた窓口へ報告する
- 2.自分で駆除ソフトを繰り返し実行し、完全に治ったことを確認するまで誰にも知らせない
- 3.他の機器への影響を調べるため、ネットワークにつないだまま、しばらく動作を観察する
- 4.再発を防ぐため、パソコンの操作記録やログを削除し、何事もなかったように通常の業務へ戻る
解説
正解は1。マルウェア感染が疑われる場合は、被害の拡大を防ぐことと、組織として状況を把握して対応することが初動の基本である。感染が疑われる端末はLANケーブルを抜くなどしてネットワークから切り離し、自己判断で処理せず、社内で定められた連絡窓口にすぐ報告する。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」でも、被害の拡大防止と報告体制の整備が重視されている。2は誤り。報告せずに個人で対処すると、組織としての対応が遅れ、被害が広がるおそれがある。3は誤り。ネットワークにつないだまま観察すると、他の機器へ感染が広がったり、情報が外部へ送られ続けたりする。4は誤り。ログや操作記録は原因調査と被害範囲の特定に必要な証拠であり、削除してはならない。