【問116】DXパスポート試験 練習問題|エッジコンピューティングの利点
IoT 問16/20難易度B(標準)
問題文
IoTで集めたデータをすべてクラウドに送って処理する方式と比べて、エッジコンピューティングの利点として適切なものはどれか。
- 1.現場に処理の機能を置かずに済むため、現場の端末や機器の台数を大きく減らせる
- 2.データの保存先が現場にも分散するため、情報漏えいの危険がまったくなくなる
- 3.現場に近い場所で処理するため応答が速く、クラウドへ送るデータの量も抑えられる
- 4.処理がすべて端末の中で完結するため、クラウドとの通信や連携が一切不要になる
解説
正解は3。エッジコンピューティングは、データが発生する現場の近くで処理を行う方式で、遠いクラウドまで往復する時間が不要になるため、応答が速くなる。また、現場で必要な処理や絞り込みを済ませて結果だけをクラウドに送れば、通信するデータ量や通信費用、クラウドの負荷も抑えられる。自動運転や工場の設備制御のように、即時の判断が求められる場面で有効である。クラウドが不要になるのではなく、分析や長期保存などをクラウドが担う役割分担が一般的である。1は誤り。現場側にも処理の機能を持たせるため、現場の機器が減るとは限らない。2は誤り。情報漏えいの危険がなくなるわけではなく、現場の機器の管理やセキュリティ対策が必要になる。4は誤り。分析や長期保存などでクラウドと連携することが多く、連携が一切不要にはならない。