【問55】DXパスポート試験 練習問題|配車サービスの仕組み
DX企業とビジネスモデル 問15/20難易度C(難しい)
問題文
スマートフォンの配車アプリで、利用者が目的地を入力すると近くの運転手に配車依頼が届く。この配車サービスの仕組みとして適切なものはどれか。
- 1.運転手の位置情報は使わず、利用者が電話で配車センターに依頼する方式が基本となっている
- 2.取引の信頼を高める評価の仕組みはなく、乗車の可否と料金は当事者間の交渉で決まる
- 3.事業者が全車両を購入して保有し、運転手を直接雇用することが成立の条件となる
- 4.アプリが位置情報で利用者と運転手を結び付け、事業者は車両を多く保有せず運営できる
解説
正解は4。配車サービスは、スマートフォンのアプリが利用者と運転手の位置情報をもとに両者を結び付ける、両面市場のプラットフォームである。運転手と利用者が増えるほど配車までの待ち時間が短くなり、利便性が高まるためネットワーク効果が働きやすい。事業者は多数の車両を自ら保有しなくても、場を提供する役割で運営できる。多くのサービスは、乗車後の相互評価やアプリ内での決済も備え、見知らぬ者同士の取引の信頼性を補っている。1は誤り。位置情報を使い、電話を介さずに依頼できる点が配車アプリの特徴である。2は誤り。評価の仕組みを備え、料金もアプリが示す例が一般的であり、当事者間の交渉は前提としない。3は誤り。事業者が車両を保有し運転手を直接雇用することは、プラットフォーム型の成立条件ではない。