ハラスメントアドバイザーの過去問は手に入る?公式精選問題集と無料の練習問題での対策
試験勉強を始めるとき、まず過去問を探す方は多いと思います。この記事では、ハラスメントアドバイザー認定試験の過去問の事情と、過去問の代わりに何を使えばよいかを整理します。
過去問を無料で解ける公式のページは見つからない
本試験の過去問を無料で解ける公式のページは、当サイトが調べた範囲では見つかりませんでした(2026年10月時点)。インターネット上で「ハラスメントの試験」として紹介されている問題には、名前の似た別団体の資格や、厚生労働省の制度(ハラスメント防止に関する行政の相談員など)の情報が混ざっていることもあります。
この試験は日本ハラスメントカウンセラー協会の認定試験で、案内と申込は全日本情報学習振興協会のサイトで行われています。教材や情報を探すときは、試験名が「ハラスメントアドバイザー認定試験」と一致しているかを確かめてください。
代わりに使えるもの
1. 公式テキストと公式精選問題集
マイナビ出版から公式テキスト(2023年11月発売)が出ているほか、公式精選問題集もあります。範囲を体系的に押さえるなら公式テキスト、本試験に近い形式に慣れるなら公式精選問題集が基本です。
注意したいのは、2026年10月1日に施行された法改正です。カスタマーハラスメント対策と、求職者へのセクシュアルハラスメント対策が、事業主の措置義務になりました。発売時期によっては教材がこの改正に触れていないので、その部分は厚生労働省の資料や、改正後に作られた問題で補ってください。
2. 当サイトの練習問題(160問・無料)
当サイトではハラスメントアドバイザーの練習問題を160問公開しています。本試験の5課題に合わせ、8分野・各20問です。
| 課題 | 分野(各20問) |
|---|---|
| 課題Ⅰ ハラスメントの理解 | パワーハラスメントの理解/セクハラ・マタハラなどの理解 |
| 課題Ⅱ ハラスメントの法的責任等 | ハラスメントの法的責任/懲戒処分と紛争の解決 |
| 課題Ⅲ 雇用管理上講ずべき措置等 | 事業主の措置義務と方針の明確化/事後の迅速かつ適切な対応 |
| 課題Ⅳ 予防・再発防止 | 予防と再発防止 |
| 課題Ⅴ 相談業務 | 相談業務 |
2026年10月施行のカスハラ対策・求職者へのセクハラ対策の義務化も反映しています。すべて当サイト編集部が作ったオリジナル問題で、本試験の過去問の転載ではありません。1問ごとに、正解の理由と、ほかの選択肢がなぜ誤りかを解説しています。
3. 模擬試験(60問・90分)と本番形式テスト(20問)
本試験と同じ60問・90分の模擬試験は、5つの課題から12問ずつ出題し、正答率70%(42問)で判定します。課題ごと・分野ごとの正答率が出るので、弱い課題がすぐに分かります。
時間が取れない日は、20問の本番形式テストで手ごたえを確かめられます。
練習問題の使い方
- 1周目は分野ごとに解く。パワハラの類型、措置義務の中身など、似た論点の区別に気づきやすい
- 事例問題は「なぜその対応が誤りか」まで読む。相談業務などでは、善意の対応が誤りになることがある
- 間違えた問題は、取り違えた点を一言で書く(例:「望ましい取組を義務と思っていた」「対価型と環境型を逆に覚えていた」)
- 2周目は間違えた問題だけを解き直す
- 最後に模擬試験で、正答率70%を安定して超えるかを確かめる
本試験の問題は、練習問題と同じ文面では出ません。選択肢の言い回しを覚えるのではなく、なぜその選択肢が正しいのかを、法律や指針の考え方で説明できる状態を目指してください。
まとめ
- 過去問を無料で解ける公式のページは、当サイトが調べた範囲では見つからない
- 名前の似た別団体の資格や行政の制度と取り違えない
- 公式テキスト・公式精選問題集を基本に、2026年10月の法改正の部分は新しい資料で補う
- 当サイトの練習問題160問と模擬試験60問で、改正後の範囲まで演習する
勉強の進め方はハラスメントアドバイザーの勉強法と勉強時間、試験日と申込締切は試験日程にまとめています。