【問144】賃貸不動産経営管理士 練習問題|都市ガスとLPガスの相違点
建物の維持保全と設備 問14/25難易度B(標準)
問題文
都市ガスと液化石油ガスの性質およびガス漏れ警報器の設置に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.液化石油ガスは空気より軽いため、ガス漏れ警報器は天井面の近くに設置することとされている。
- 2.都市ガスと液化石油ガスは発熱量が等しいため、ガス機器はいずれの種類のガスであってもそのまま使用できる。
- 3.ガスメーターに内蔵されたマイコンは、地震を感知してもガスの供給を遮断する機能をもっていない。
- 4.空気より軽い都市ガス用の警報器は天井付近に、空気より重いLPガス用の警報器は床面付近に設置する。
解説
正解は4。一般に供給されている都市ガスはメタンを主成分とし空気より軽いため、漏えいしたガスは上方に滞留する。したがってガス漏れ警報器は天井付近に設置する。これに対し液化石油ガスはプロパンやブタンを主成分とし空気より重いため、漏えいしたガスは床付近に滞留し、警報器は床面付近に設置する。1はこの関係を逆に述べており誤りである。2は誤り。両者は発熱量も供給圧力も異なるため、ガス機器や器具栓はガスの種類に適合したものを用いなければならず、転居等の際にそのまま使い回すことはできない。3は誤り。ガスメーターに組み込まれたマイコンは、一定の震度以上の地震のほか、通常を超える流量や異常に長時間の使用を感知して自動的にガスを遮断する機能をもつ。なお、入居時のガスの開栓には住戸内での安全確認を要するため、入居者の立会いが必要となる。ガスの種類による違いは、警報器の位置と機器の適合という二つの観点で問われやすい。