【問142】賃貸不動産経営管理士 練習問題|給湯方式と能力の表し方
建物の維持保全と設備 問12/25難易度B(標準)
問題文
賃貸住宅の給湯設備とその能力の表し方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.中央給湯方式とは住戸ごとに給湯機器を設ける方式をいい、各戸が個別に燃料費を負担することになる。
- 2.ガス瞬間式給湯機の号数とは、機器に内蔵された貯湯タンクの容量を立方メートルで表したものである。
- 3.ガス瞬間式給湯機の1号とは、水温を摂氏25度上昇させた湯を毎分1リットル供給できる能力をいう。
- 4.家庭用燃料電池は都市ガス等から取り出した水素により発電を行うが、その際に生じる排熱は利用できない。
解説
正解は3。ガス瞬間式給湯機の能力は号数で表され、1号は流量毎分1リットルの水の温度を摂氏25度上昇させる能力をいう。号数が大きいほど同時に多くの湯を使うことができ、住戸の間取りや同時使用の想定に応じて選定される。2は号数の意味を貯湯量と取り違えており誤りである。1は誤り。住戸ごとや使用箇所ごとに機器を設けるのは局所給湯方式であり、中央給湯方式は建物内の機械室等でまとめて湯をつくり、配管により各所へ供給する方式である。4は誤り。家庭用燃料電池は、都市ガス等から取り出した水素と空気中の酸素とを反応させて発電し、同時に生じる熱を給湯に利用する仕組みであり、発電と給湯を併せて行う点に特徴がある。このほか、大気の熱を利用するヒートポンプ給湯機や、排熱を回収して効率を高めた潜熱回収型のガス給湯機がある。設備の名称と原理を結びつけて整理しておきたい。