【問61】賃貸不動産経営管理士 練習問題|マスターリースとサブリースの用語整理
サブリースと特定賃貸借契約 問16/20難易度A(易しい)
問題文
実務で用いられるマスターリースおよびサブリースという用語の整理について述べた次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.マスターリース契約とは、転貸人と入居者との間で締結される転貸借契約のことをいう。
- 2.法律上の特定賃貸借契約に当たるのは、マスターリース契約の方である。
- 3.サブリース契約と原賃貸借契約とは、同じ契約を別の言葉で言い換えたものにすぎない。
- 4.マスターリース契約の当事者は、転貸する事業者と入居者との二者であると整理される。
解説
正解は2。実務では、建物の所有者である原賃貸人と転貸事業者との間で締結される原賃貸借契約をマスターリース契約、転貸事業者すなわち転貸人と入居者すなわち転借人との間で締結される転貸借契約をサブリース契約と呼び分けている。賃貸住宅管理業法が規制する特定賃貸借契約はこのうちマスターリース契約を指す。1と4は、マスターリース契約を転貸借契約であるとする点、その当事者を事業者と入居者とする点でいずれも誤りである。3も誤り。サブリース契約は転貸借であり、原賃貸借であるマスターリース契約とは当事者も内容も異なる。誇大広告等の禁止、不当な勧誘等の禁止、重要事項説明、締結時書面の交付は、いずれもマスターリース契約に関する規制である点を押さえたい。