【問57】賃貸不動産経営管理士 練習問題|特定賃貸借標準契約書の性格
サブリースと特定賃貸借契約 問12/20難易度B(標準)
問題文
国土交通省が公表している特定賃貸借標準契約書の性格について述べた次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.この標準契約書の使用は法律上義務づけられており、使用しない契約は無効となる。
- 2.当事者が任意に用いるひな形であり、事情に応じて内容を修正して用いることもできる。
- 3.この標準契約書を用いた場合には、締結前の重要事項説明を省略することが認められている。
- 4.これは転貸借契約のひな形であって、賃貸人と転貸事業者との間では用いられない。
解説
正解は2。特定賃貸借標準契約書は、賃貸人と特定転貸事業者との間で締結されるマスターリース契約の標準的な内容を示すものとして国土交通省が作成し公表しているひな形である。あくまで参考として示されたものであり、使用は義務ではなく、個別の事情に応じて条項を修正して用いることもできる。したがって1は誤りであり、使用しないことをもって契約が無効となることもない。3も誤り。標準契約書を用いても、締結前の重要事項説明や締結時書面の交付という法律上の義務が免除されるわけではない。4は誤り。標準契約書は転貸借ではなく原賃貸借を対象とするもので、家賃の改定、免責期間、維持保全の実施方法と費用の分担、契約終了時の権利義務の承継などが定められている。