【問36】賃貸不動産経営管理士 練習問題|賃貸住宅標準管理委託契約書の性格
管理受託契約 問11/20難易度A(易しい)
問題文
国土交通省が作成した賃貸住宅標準管理委託契約書の位置づけに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.標準的な契約内容を示すひな形であり、実際の契約では必要に応じて内容を加除・修正して用いることができる。
- 2.賃貸住宅管理業者は、この契約書と異なる内容の管理受託契約を締結することを法律上禁止されている。
- 3.この契約書は、賃貸人が管理業者に賃貸住宅を一括して賃貸するサブリース方式を対象として作成されたものである。
- 4.この契約書をそのまま用いた場合には、締結時の書面を交付する義務は課されないこととされている。
解説
正解は1。賃貸住宅標準管理委託契約書は、国土交通省が管理受託契約の標準的な内容を示すために作成し公表したひな形であり、これをそのまま用いることを義務付けるものではない。実際の契約においては、個々の事情や必要性に応じて内容を加除・修正して利用することが予定されている。2は誤り。契約自由の原則により、当事者は標準管理委託契約書と異なる内容を定めることができる。3は誤り。この契約書は、賃貸人が管理業者に管理業務を委託する管理受託方式を前提としており、業者が賃貸人から借り上げて入居者に転貸するサブリース方式には対応していない。サブリース方式については特定賃貸借標準契約書が別に用意されている。4は誤り。標準管理委託契約書を用いたとしても、賃貸住宅管理業法上の書面交付義務が免除されることはない。