【問19】賃貸不動産経営管理士 練習問題|管理業務報告書の交付と説明の方法
賃貸住宅管理業法と登録制度 問19/25難易度B(標準)
問題文
賃貸住宅管理業者Aが賃貸人Bに交付する管理業務報告書の作成および交付の方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.Aは、管理業務報告書を作成してBに交付すれば足り、その内容について説明を行うことまでは要しない。
- 2.Aは、Bの承諾を得たときは、管理業務報告書を電磁的方法により提供することができる。
- 3.Aは、報告の対象となる期間を管理業務報告書に記載することを要せず、実施した業務の内容のみを記載すれば足りる。
- 4.Aは、管理業務報告書をBの求めに応じて営業所で閲覧させれば足り、Bに交付することまでは要しない。
解説
正解は2。賃貸住宅管理業者は、管理業務の実施状況その他の事項について定期的に委託者に報告しなければならず、この報告は管理業務報告書を作成し、これを委託者に交付して説明する方法により行う。報告書は書面を交付するほか、委託者の承諾を得て電磁的方法により提供することもできるとされている。4は誤り。営業所で閲覧させるだけでは交付したことにならない。1は誤り。作成して交付するにとどまらず、委託者が内容を理解できるように説明することまでが求められており、対面のほか電話や映像を用いた方法によることも考えられる。3は誤り。管理業務報告書の記載事項には、報告の対象となる期間、管理業務の実施状況、管理業務の対象となる賃貸住宅の入居者からの苦情の発生状況および対応状況が含まれ、対象期間の記載は欠かせない。管理を委託した賃貸人が、委託後も自らの物件の状況を継続して把握できるようにする趣旨の規定である。