【問157】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|データの遠隔地バックアップ
自然災害と事業継続 問17/20難易度B(標準)
問題文
大規模な地震に備えた、業務システムとデータの対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.バックアップデータは、復旧を速めるため、業務サーバーと同じ建物内の装置にだけ保管する
- 2.被災しにくい遠隔地やクラウドにもバックアップを保管し、RPOに応じて取得頻度を決める
- 3.システムの復旧手順は、被災後に担当者が検討するものとし、平常時には文書化しない
- 4.バックアップは年に一度取得すれば足りるため、業務の重要度とは無関係に取得頻度を決める
解説
正解は2。バックアップを業務サーバーと同じ建物に置くと、地震で建物が被災したときに本体と一緒に失われる。被災の影響を受けにくい遠隔地やクラウドにも保管し、許容できるデータ損失の範囲を示す目標復旧時点(RPO)に応じて取得頻度を決めることが、データ面の事業継続の基本である。1は同一の拠点に保管する点が不適切。3は被災後の混乱の中で手順を検討することになり、目標復旧時間(RTO)を守れないため不適切。4は取得頻度を業務の重要度やRPOと結びつけておらず、重要な業務のデータが大きく失われるおそれがある。