【問152】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|地震災害の特性
自然災害と事業継続 問12/20難易度B(標準)
問題文
企業の事業継続を考えるうえで、地震災害の特性として最も適切なものはどれか。
- 1.予測が困難で突発的に起こり、広域で多数の企業が同時に被災するため、事前の備えが重要になる
- 2.台風と同様に数日前から接近が予測できるため、直前の対応だけで被害を十分に回避できる
- 3.建物や設備はほとんど被害を受けず、主な影響は従業員の欠勤による人手不足にとどまる
- 4.被害は発災直後の揺れだけで終わり、停電や断水などのライフラインの途絶は生じにくい
解説
正解は1。地震は発生の時期や場所を事前に予測することが難しく、突発的に発生する。揺れによる建物・設備の被害に加え、停電、断水、通信障害、交通の寸断などが広域で同時に生じ、多くの企業が一斉に被災するため、代替手段の確保が難しくなる。したがって耐震対策、什器の固定、備蓄、代替拠点の確保といった事前の備えが重要になる。2は進路を予測できる台風など風水害の特性である。3は人的資源の不足を主な影響とする感染症の特性である。4はライフラインの途絶が長く続き得る地震の実態に反する。