【問151】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|訓練と図上演習
自然災害と事業継続 問11/20難易度A(易しい)
問題文
BCPの実効性を高めるための訓練・演習に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.訓練の成功を重視し、参加者が問題なく動けたかを評価して、課題は記録に残さない
- 2.実動訓練だけを行えばよく、意思決定や情報伝達を確認する図上演習は計画の確認に役立たない
- 3.状況付与型の図上演習などで計画の不備や判断の遅れを洗い出し、計画の改善につなげる
- 4.訓練は防災担当部門だけで完結させ、経営層や他部門は参加せず、結果の報告のみを受ける
解説
正解は3。訓練・演習の目的は、計画どおりに実施することではなく、BCPの不備や判断の遅れ、連絡の抜けなどの課題を洗い出し、計画の改善につなげることにある。状況を段階的に付与して参加者に対応を判断させる図上演習(机上訓練)は、意思決定や情報伝達の確認に有効で、実動訓練と組み合わせて行う。1は課題を記録に残さないとする点が誤りで、結果の記録と改善が不可欠である。2は図上演習を役に立たないとする点が誤り。4は経営層や他部門が参加しない点が誤りで、判断を担う経営層の参加が欠かせない。