【問146】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|BCPと防災計画の違い
自然災害と事業継続 問6/20難易度B(標準)
問題文
事業継続計画(BCP)と一般的な防災計画の違いに関する説明として、適切でないものはどれか。
- 1.防災計画は被害の軽減や人命の安全確保が中心であり、BCPは重要業務の継続や早期復旧が目的である
- 2.BCPは、ヒト・モノ・情報などの経営資源が制約された状況を前提に、優先する業務を絞り込む
- 3.BCPでは、自社の被害だけでなく、取引先や委託先の被災による業務への影響も検討する
- 4.BCPを策定すれば防災計画は不要となるため、人命の安全確保のための取組は省略してよい
解説
正解は4。防災計画は主に被害の軽減や人命の安全確保を目的とし、BCPは被害を受けることを前提に、重要業務の継続や早期復旧を目的とする。両者は役割が異なり補い合う関係にあるため、BCPがあるからといって防災計画や人命の安全確保の取組を省略してよいわけではない。したがって適切でないものとして4を選ぶ。1は適切で、両者の目的の違いを正しく述べている。2は適切で、BCPは限られた経営資源の中で優先する業務を絞り込む点に特徴がある。3は適切で、BCPは取引先や委託先の被災による影響も対象とする。