【問118】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|反社会的勢力への対応原則
企業不祥事と法令違反 問18/20難易度A(易しい)
問題文
政府の「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」の考え方として、適切でないものはどれか。
- 1.不当要求を受けた担当者が、上司に報告せず穏便に収めるよう個別に対応する
- 2.不当要求には担当者個人に任せず、経営トップを含む組織全体で対応する
- 3.通常の取引関係を含め、反社会的勢力との一切の関係を遮断することを目指す
- 4.トラブルが生じて事態を収めたい場合でも、裏取引や資金提供を行わない
解説
正解は1。したがって適切でないものとして1を選ぶ。政府の指針は、基本原則として、組織としての対応、外部専門機関との連携、取引を含めた一切の関係遮断、有事における民事と刑事の法的対応、裏取引や資金提供の禁止を示している。担当者個人が報告せず穏便に収めようとすると、組織的な対応が取れず、要求がエスカレートするおそれがある。2は適切。不当要求への対応は、担当者に任せず組織として行う。3は適切。取引を含めた一切の関係遮断が基本である。4は適切。事態を収めるためでも、裏取引や資金提供は行わない。