【問115】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|重要事実の具体例
企業不祥事と法令違反 問15/20難易度A(易しい)
問題文
インサイダー取引規制の対象となる「重要事実」に当たり得るものとして、最も適切なものはどれか。
- 1.社員食堂の運営を委託する事業者の変更が決定されたこと
- 2.決算の売上高や利益の予想値について、大幅な修正が生じたこと
- 3.全従業員を対象とした健康診断の実施日が決定されたこと
- 4.本社ビルの玄関の改装工事を実施することが決定されたこと
解説
正解は2。インサイダー取引規制の重要事実は、投資者の投資判断に著しい影響を及ぼす情報で、金融商品取引法に決定事実、発生事実、決算情報などが定められている。売上高や利益の予想値が、直近の予想から基準以上に変動する見込みとなることは、決算情報に関する重要事実に当たり得る。1は誤り。社員食堂の委託先の変更は、株価に影響を与える情報ではない。3は誤り。健康診断の実施日は日常的な事務であり、重要事実に当たらない。4は誤り。玄関の改装は、通常は軽微な事項であり、重要事実に当たらない。