【問109】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|取適法の概要
企業不祥事と法令違反 問9/20難易度A(易しい)
問題文
2026年1月に施行された中小受託取引適正化法(取適法)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.旧下請法を改めた法律で、用語は「委託事業者」「中小受託事業者」に改められた
- 2.旧下請法の用語を引き続き用い、親事業者と下請事業者の区分を維持している
- 3.適用対象の判断は資本金の額のみで行い、従業員数の基準は設けられていない
- 4.対象は製造委託に限られ、役務提供の委託や情報成果物の作成委託は含まれない
解説
正解は1。中小受託取引適正化法(取適法)は、旧下請法を改正して名称を改めた法律で、2026年1月1日に施行された。従来の「親事業者」は「委託事業者」に、「下請事業者」は「中小受託事業者」に改められた。2は誤り。用語は改められており、旧称は用いられない。3は誤り。従来の資本金基準に加えて従業員数の基準が加わり、資本金の額だけで判断するものではない。4は誤り。製造委託に加えて、修理委託、情報成果物作成委託、役務提供委託などが対象に含まれ、新たに特定運送委託も対象に追加された。