【問93】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|従業員への情報伝達
危機管理広報 問13/20難易度B(標準)
問題文
A社は、自社製品の不具合による事故を公表する予定である。公表の前後に行う社内向けの情報共有として、最も適切なものはどれか。
- 1.混乱を避けるため、経営層と広報部門だけで情報を管理し、従業員には報道で知ってもらう
- 2.従業員が自社を擁護できるよう、各自のSNSで経緯と見解を発信してもらう
- 3.外部から質問を受けた従業員は、各自が知る範囲で自由に回答してよいと周知する
- 4.公表の前後に事実と対応方針を従業員へ伝え、外部から問われた際の対応を周知する
解説
正解は4。従業員は家族や取引先、知人から質問される立場にあり、最も身近なステークホルダーである。公表の前後に、事実と会社の対応方針を伝え、外部から問われたときの対応(担当窓口への取次ぎなど)を周知しておくと、混乱や不用意な発言を防げる。1は誤り。従業員が報道で初めて知ると、会社への不信や動揺が広がる。2は誤り。個人のSNSでの擁護は、会社の公式見解との食い違いや新たな炎上を招く。3は誤り。各自が自由に答えると不正確な情報が広がるため、窓口を定めて統一した対応を求めるのが基本である。