【問83】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|ホールディングステートメント
危機管理広報 問3/20難易度A(易しい)
問題文
危機管理広報における「ホールディングステートメント」の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.詳細が固まる前の段階で、把握済みの事実と対応姿勢を簡潔に示す暫定的な声明
- 2.原因・責任・再発防止策がすべて確定した後に、結論として公表する最終報告書
- 3.記者の質問を予想し、それぞれの回答を整理して登壇者に渡す問答形式の資料
- 4.経営方針や財務状況の詳細を、投資家向けにまとめて開示する定期的な説明資料
解説
正解は1。ホールディングステートメントは、事案の初期で詳細が判明していない段階でも、現時点で把握している事実、関係者への配慮、調査と対応を進めていることなどを簡潔に示す暫定的な声明である。情報の空白を埋め、続報までの間の憶測を抑える役割を持つ。2は誤り。これは調査を終えた後に出す最終報告であり、暫定声明とは性格が異なる。3は誤り。これは想定問答であり、記者会見などの準備資料である。4は誤り。これは投資家向けの決算説明や統合報告などの定期的な開示資料であり、危機時の暫定声明ではない。