【問74】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|公益通報対応従事者の守秘義務
危機管理体制の構築 問14/20難易度C(難しい)
問題文
公益通報対応業務従事者に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.従事者は、通報者を特定させる事項を正当な理由なく漏らしてはならず、違反は罰則の対象となる
- 2.従事者の守秘義務に違反しても罰則は定められておらず、社内の懲戒処分の対象となるにとどまる
- 3.従事者に指定できるのは弁護士などの社外の専門家に限られ、社内の担当者を指定することはできない
- 4.守秘義務を負う従事者は通報の受付担当者に限られ、調査や是正措置を担当する者は含まれない
解説
正解は1。常時使用する労働者が300人を超える事業者は、公益通報の受付、調査、是正に必要な措置を行う公益通報対応業務従事者を指定する義務を負う。従事者には、通報者を特定させる事項を正当な理由なく漏らしてはならない守秘義務が課され、違反した場合は30万円以下の罰金の対象となる。2は誤り。守秘義務違反には、罰則が定められている。3は誤り。従事者に指定できる者は社外の専門家に限られず、社内の担当者も指定できる。4は誤り。従事者は、通報の受付だけでなく、調査や是正措置の業務に従事する者も含み、これらの者にも守秘義務が及ぶ。