【問67】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|第一報の原則
危機管理体制の構築 問7/20難易度A(易しい)
問題文
危機発生時の第一報(初期報告)の原則として、最も適切なものはどれか。
- 1.判明している事実と未確認の事項を区別し、不明点が残っていても、悪い情報ほど速やかに報告する
- 2.正確性を最優先とし、事実を裏づける資料がすべて揃い、原因が特定されてから報告する
- 3.報告者の推測や見通しは状況の把握に役立つため、事実と区別せず一続きの文章にまとめて報告する
- 4.上司の心証を損なわないよう、自部門に不利な事項は第一報では省略し、簡潔にまとめて報告する
解説
正解は1。第一報は、判明している事実と未確認の事項を区別し、不明点が残っていても、悪い情報ほど速やかに伝えるのが原則である。詳細は追って報告すればよく、第一報の遅れは対応の遅れに直結する。2は誤り。正確性を重視しすぎて報告を遅らせると、初動が遅れる。3は誤り。推測や見通しを事実と区別せずに混ぜると、上位者が状況を誤って判断するおそれがある。4は誤り。自部門に不利な事項を省略すると、判断を誤らせるうえ、後に隠蔽と批判される原因にもなる。