【問66】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|エスカレーションの基準と運用
危機管理体制の構築 問6/20難易度B(標準)
問題文
G社の工場で、製品の安全に関わる不具合の疑いが現場で見つかった。エスカレーション(報告・上申)の対応として、適切でないものはどれか。
- 1.あらかじめ定めた報告基準に該当する疑いがあれば、確認中であっても速やかに上位へ報告する
- 2.原因と影響範囲が判明し対策案が固まるまでは、現場責任者の判断で上位への報告を保留する
- 3.判断に迷う場合は報告する側に倒し、結果として問題がなくても報告者が責められないようにする
- 4.報告ルートの担当者が不在の場合に備えて、代替の報告先を定め、情報が止まらないようにする
解説
正解は2。エスカレーションは、事前に定めた基準に基づいて、確認中の段階でも速やかに上位へ報告することが基本である。原因や影響範囲が判明するまで現場の判断で報告を保留すると、対応が遅れ、被害や批判の拡大を招く。したがって適切でないものとして2を選ぶ。1は適切。基準に該当する疑いがあれば、確認中であっても上位へ報告する。3は適切。判断に迷えば報告する運用とし、結果として問題がなくても責めないことが、報告を促す。4は適切。担当者が不在でも情報が止まらないよう、代替の報告先やルートを定めておく。