【問64】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|リスク管理委員会の役割
危機管理体制の構築 問4/20難易度B(標準)
問題文
平時の危機管理体制におけるリスク管理委員会の役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.危機が発生した際に現地へ急行し、被害の拡大を防ぐための現場対応を直接指揮する
- 2.取引先から寄せられた個別の苦情に対して、その場で担当者が回答する窓口として機能する
- 3.全社のリスクを横断的に把握・評価して優先順位を決め、対策の進捗や有効性を定期的に確認する
- 4.取締役会に代わって重要な業務執行を決定し、監査役による監査を代替する機関として機能する
解説
正解は3。リスク管理委員会は、平時の体制として、全社のリスクを横断的に把握・評価して優先順位を決め、対策の進捗や有効性を定期的に確認する役割を担う。1は誤り。危機が発生した際に被害拡大を防ぐ現場対応を指揮するのは、有事の体制である危機対策本部の役割である。2は誤り。個別の苦情への回答は、担当部署(お客様対応窓口など)の業務であり、委員会の役割ではない。4は誤り。会社の重要な業務執行の決定は取締役会等の役割であり、委員会が取締役会に代わることはなく、監査役の監査を代替するものでもない。