【問57】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|リスクマネジメントとクライシスマネジメントの関係
リスクと危機 問17/20難易度A(易しい)
問題文
リスクマネジメントとクライシスマネジメントの関係の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.リスクマネジメントは危機の発生後に被害を抑える活動、クライシスマネジメントは平時の予防活動である
- 2.両者は目的が異なるため完全に別個に運用すべきで、一方で得た経験を他方に反映させる必要はない
- 3.リスクマネジメントは平時の予防が中心、クライシスマネジメントは危機発生後の有事の対応が中心である
- 4.クライシスマネジメントを十分に整備すれば危機は必ず防げるため、リスクマネジメントは省略できる
解説
正解は3。リスクマネジメントは、リスクを事前に特定・評価して対応し、危機の発生を未然に防ぐ平時の活動を中心とする。クライシスマネジメントは、危機が発生した後に被害を最小限にとどめ、早期の収束と回復を図る有事の活動を中心とする。両者は一体として運用される。1は誤り。両者の内容が入れ替わっている。2は誤り。危機対応で得られた教訓は、リスクの見直しや予防策に反映すべきで、両者は相互に結びついている。4は誤り。どれほど有事の対応を整えても危機を必ず防げるわけではなく、予防を担うリスクマネジメントは省略できない。