【問52】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|残留リスクと固有リスク
リスクと危機 問12/20難易度C(難しい)
問題文
残留リスクに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.リスク対応を実施すると、リスクは完全に消滅するため、残留リスクは理論上存在しない
- 2.リスク対応を講じた後になお残るリスクで、受容の可否を判断し、必要なら追加の対応を検討する
- 3.リスク対応を講じる前から組織が本来的に抱えているリスクであり、固有リスクとも呼ばれる
- 4.リスク対応後に残ったリスクは、責任者の承認がなくても、自動的に受容されたものとみなされる
解説
正解は2。残留リスクは、リスク対応を実施した後になお残るリスクである。残留リスクが受容できる水準かをリスク基準に照らして判断し、受容できなければ追加の対応を検討し、受容した場合も記録してモニタリングを続ける。1は誤り。どれほど対応しても、リスクをゼロにすることは通常できず、残留リスクは残る。3は誤り。対応を講じる前から組織が本来的に抱えているリスクは固有リスクと呼ばれ、残留リスクとは区別される。4は誤り。残留リスクは自動的に受容されるものではなく、責任者が判断し承認するものである。