【問51】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|リスク保有の考え方
リスクと危機 問11/20難易度B(標準)
問題文
リスク保有(受容)に関する記述として、適切でないものはどれか。
- 1.損失が小さく、対策の費用が損失を上回るようなリスクで、選択されることがある
- 2.損失に備えて社内で準備金を積み立てておく方法も、保有の一形態である
- 3.保有を選ぶ場合も、リスクを無視するのではなく、保有すると判断した根拠を明確にしておく
- 4.リスクを保有した場合は、そのリスクが存在しなくなるため、その後のモニタリングは不要になる
解説
正解は4。リスクを保有しても、そのリスクが消えるわけではない。保有を選んだリスクも、状況の変化によって発生可能性や影響度が変わり得るため、モニタリングを続けて、必要に応じて対応を見直す必要がある。したがって適切でないものとして4を選ぶ。1は適切。損失が小さく、対策の費用が損失を上回るようなリスクでは、保有が合理的な選択となり得る。2は適切。準備金の積立てなど、自社で資金を用意して備える方法も保有の一形態である。3は適切。保有は放置ではなく、判断の根拠と承認者を明確にした上で選択する必要がある。