【問49】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|リスク低減策の例
リスクと危機 問9/20難易度B(標準)
問題文
リスク低減(軽減)の例として、適切でないものはどれか。
- 1.万一の損失に備えて損害保険に加入し、損害の補填を保険会社から受けられるようにする
- 2.設備の定期点検を強化して、機械の故障が起きる可能性を低くする
- 3.重要データを遠隔地にバックアップし、システム障害が起きても被害が広がらないようにする
- 4.不正防止の研修を行い、従業員が不正に及ぶ動機や機会を生じにくくする
解説
正解は1。損害保険に加入して損失の補填を保険会社から受ける対応は、損失の財務的な負担を他者に移すリスク移転であり、リスク低減には当たらない。したがって適切でないものとして1を選ぶ。2は適切。定期点検の強化で故障の発生可能性を下げるのは、予防によるリスク低減である。3は適切。遠隔地へのバックアップは、障害が起きた場合の被害の大きさを抑える軽減策であり、リスク低減に含まれる。4は適切。不正防止の研修は、不正の動機や機会を生じにくくして、発生可能性を下げる対応である。