【問46】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|リスクマップ上の低頻度・高影響リスク
リスクと危機 問6/20難易度C(難しい)
問題文
B社はリスクマップを作成し、各リスクを発生可能性と影響度で配置した。「発生可能性は低いが、発生すれば事業の継続を脅かすほど影響度が大きい」位置にあるリスクへの対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.発生は稀でも影響が甚大なため、保険による移転や事業継続計画の整備など、発生時の備えを講じる
- 2.発生可能性が低いため、リスクマップ上の監視対象から外し、その後の見直しの対象にも含めない
- 3.影響度の大きさにかかわらず、発生可能性が低いリスクは、高いリスクより常に優先度が低いと扱う
- 4.発生可能性を下げる予防策だけが有効であるため、予防策のみを講じ、被害軽減の備えは行わない
解説
正解は1。発生可能性が低くても、発生すれば事業の継続を脅かすような影響度の大きいリスクは、リスクマップ上でも軽視できない。こうしたリスクは発生を完全に防ぐことが難しいため、保険による移転や事業継続計画の整備など、発生した場合の被害を抑えて回復を早める備えを講じるのが適切である。2は誤り。発生可能性が低くても監視対象から外してはならず、前提条件の変化に応じてマップを見直す必要がある。3は誤り。優先度は発生可能性だけでなく影響度との組合せで決めるため、常に低いとはいえない。4は誤り。発生可能性を下げる予防策だけでなく、被害を軽減する備えも組み合わせるべきである。