【問38】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|3線モデルの各線
コーポレートガバナンスと内部統制 問18/20難易度B(標準)
問題文
「3線モデル」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.第1線は内部監査部門であり、第2線の事業部門と第3線のリスク管理部門を独立の立場で監視する
- 2.第2線は事業部門であり、日常業務に伴うリスクの管理は第2線だけが担い、第1線は関与しない
- 3.第3線は経営管理者の指揮のもとで業務を行い、リスク管理の責任を第1線から引き継いで担う
- 4.第3線の内部監査は、他の線から独立し、ガバナンスやリスク管理の有効性について客観的な保証と助言を行う
解説
正解は4。3線モデルは、内部監査人協会(IIA)が2020年に示した、組織のガバナンスとリスク管理を整理する枠組みである。第1線は事業部門などの経営管理者で、日常業務のリスクを管理する。第2線はリスク管理やコンプライアンスなどの専門部門で、第1線を支援し、モニタリングを行う。第3線は内部監査で、第1線・第2線から独立し、客観的な保証と助言を提供する。1は誤り。内部監査部門は第3線であり、第1線は事業部門などの経営管理者である。2は誤り。日常業務のリスク管理は第1線が担い、第2線はそれを支援しモニタリングする。3は誤り。第3線は独立性を保つため、経営管理者の指揮のもとで業務を行うのではなく、リスク管理の責任も引き継がない。