【問34】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|統制活動と独立的評価の区別
コーポレートガバナンスと内部統制 問14/20難易度B(標準)
問題文
I社は購買プロセスの見直しで、アとして発注担当者と検収担当者を分け、一定額以上の発注には部長の承認を必要とした。あわせて、イとして内部監査部門が年に一度、これらの運用が守られているかを点検することにした。アとイが主に該当する内部統制の基本的要素の組合せとして、最も適切なものはどれか。
- 1.アは統制環境、イはモニタリングに該当する
- 2.アは統制活動、イはモニタリングに該当する
- 3.アは統制活動、イは統制環境に該当する
- 4.アは情報と伝達、イは統制活動に該当する
解説
正解は2。アの発注担当と検収担当を分ける職務分掌や、一定額以上の発注に部長の承認を必要とする取決めは、経営者の命令および指示が適切に実行されることを確保するための方針と手続であり、統制活動に当たる。イの内部監査部門による定期的な点検は、内部統制が有効に機能していることを独立した立場から評価する独立的評価であり、モニタリングに当たる。1は誤り。アは統制環境ではなく統制活動である。統制環境は、経営者の姿勢や組織の気風などの全体的な基盤を指す。3は誤り。イの点検を統制環境とするのは誤りで、モニタリングである。4は誤り。アは情報と伝達ではなく統制活動であり、イも統制活動ではなくモニタリングである。