【問26】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|政策保有株式
コーポレートガバナンスと内部統制 問6/20難易度C(難しい)
問題文
コーポレートガバナンス・コードの政策保有株式に関する考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを精査し、保有の適否を取締役会で検証して、その内容を開示する
- 2.政策保有株式は取引関係の維持のために保有するものなので、保有の適否の検証や縮減に関する方針の開示は求められない
- 3.政策保有株式の議決権は取引先への配慮を最優先とするため、議案ごとの賛否の判断基準を定めることは望ましくない
- 4.自社の株式を政策保有している取引先が売却の意向を示した場合は、取引の縮減を示唆して売却を思いとどまらせる
解説
正解は1。コーポレートガバナンス・コードは、政策保有株式について、政策保有に関する方針を開示し、毎年、取締役会で個別の銘柄ごとに、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかなどを具体的に精査して保有の適否を検証し、その内容を開示することを求める。2は誤り。保有の適否の検証や縮減に関する方針の開示は、まさにコードが求める内容である。3は誤り。コードは、政策保有株式に係る議決権の行使について、適切な対応を確保するための基準を策定し、開示するよう求めており、基準を定めることが望ましい。4は誤り。コードは、自社株式を政策保有している会社から売却の意向が示された場合に、取引の縮減を示唆するなどして売却を妨げないことを求めている。