【問23】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|2026年のコード改訂
コーポレートガバナンスと内部統制 問3/20難易度B(標準)
問題文
2026年7月に改訂されたコーポレートガバナンス・コードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.法律として制定し直され、原則を実施しない上場会社には罰則が科されるようになった
- 2.コンプライ・オア・エクスプレインをやめ、すべての原則の実施が義務づけられた
- 3.補充原則を廃止し、原則の趣旨や具体的な実施の方法を示す解釈指針を新たに設けた
- 4.基本原則を5つから8つに増やし、株主との対話を独立した原則として新設した
解説
正解は3。コーポレートガバナンス・コードは2026年7月21日に、2021年以来5年ぶりに改訂された。改訂では「形式から実質へ」を掲げ、補充原則を廃止して、原則の趣旨や具体的な手法を示す解釈指針を新たに設けるとともに、基本原則を5つから4つに整理した。改訂後も、コードは法律ではなく取引所の上場規程に基づくソフトローであり、原則を実施しない場合に理由を説明するコンプライ・オア・エクスプレインの手法も維持されている。1は誤り。法律として制定し直されたわけではなく、実施しないことに罰則は科されない。2は誤り。コンプライ・オア・エクスプレインはやめておらず、全原則の実施は義務づけられていない。4は誤り。基本原則は増えておらず、5つから4つに減っている。