【問1】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|CSRの基本
企業の社会的責任とESG 問1/20難易度A(易しい)
問題文
企業の社会的責任(CSR)の基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.法令を守ってさえいれば足り、法令に定めのない領域で社会への配慮を行う必要はないとする考え方である
- 2.利益の最大化のみを企業の責任とし、社会や環境への配慮は寄付活動に限って行えば足りるとする考え方である
- 3.法令遵守を前提に、事業活動が社会や環境に与える影響に責任を持ち、ステークホルダーの期待に応える取組みである
- 4.株主の利益に応えることを唯一の責任とし、従業員や地域社会に対する責任は含まないとする考え方である
解説
正解は3。CSR(企業の社会的責任)は、法令の遵守を前提としたうえで、事業活動が社会や環境に及ぼす影響について責任を持ち、顧客・従業員・取引先・地域社会などのステークホルダーの期待に応えていく取組みである。法令遵守はCSRの出発点であり、到達点ではない。1は誤り。法令に定めのない領域でも、社会の要請や企業倫理にもとづく配慮が求められる。2は誤り。社会や環境への配慮は寄付に限られず本業を通じた取組みを含み、利益の最大化のみを責任とする考え方はCSRの理解として採られない。4は誤り。責任の対象は株主に限られず、従業員や地域社会などの幅広いステークホルダーに及ぶ。