【問75】ビジネス実務法務検定2級 練習問題|優良誤認表示の意義
消費者取引と広告・表示の法規制 問15/20難易度A(易しい)
問題文
景品表示法が禁止する優良誤認表示の意義について、最も適切なものはどれか。
- 1.商品の内容が実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示は、優良誤認表示にあたる。
- 2.優良誤認表示にあたるためには、事業者に一般消費者を誤認させる意図があったことを要する。
- 3.商品の価格その他の取引条件を著しく有利に見せる表示も、優良誤認表示として規制される。
- 4.競争関係にある他の事業者の商品よりも著しく優良であると示す表示は、優良誤認表示の対象外である。
解説
正解は1。景品表示法5条1号は、商品または役務の品質、規格その他の内容について、実際のものよりも著しく優良であると示す表示、または事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であって、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるものを禁止している。2は誤り。同法は一般消費者の誤認防止を目的とする行政規制であり、事業者の故意や過失、誤認させる意図は要件とされていない。3は誤り。価格その他の取引条件に関する不当表示は同条2号の有利誤認表示であり、条文上区別されている。4は誤り。競争事業者の商品との比較において著しく優良と示す表示も1号の対象である。「著しく」という程度要件が必要で、社会一般に許容される誇張の範囲であれば違反とならない点が2級での注意点となる。